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購入者の興味関心→ABMが結構イケてる!
先日紹介したBreeze Intelligenceの「購入者の興味関心」にはショートカットコマンドからワークフローに登録する事ができるので様々な使い方が考えられるなと思っているんですが、個人的にはABM(アカウント・ベースド・マーケティング)と合わせる使い方が結構イケてる!と思っております。今回はそんなおススメの活用例をご紹介します。
注意:この記事で紹介する事を実現するにはMarketing Hub or Sales Hub Pro以上とBreeze Intelligenceの有償版(ミニマムパッケージで可)が必要となります。
HubSpotのABM
Marketing Hub or Sales Hub Pro以上で利用可能なABM(ターゲットアカウント)機能は、ターゲットのアカウントを設定しておくと対象の会社が専用画面に表示され、簡単に管理したり、数値を測定する事が出来る機能です。今回ここについては詳しく説明しないので詳しく知りたい方は下記のページ等から詳しくご覧下さい。
参考:ABMソフトウェア | HubSpot(ハブスポット)
参考:ターゲットアカウントの使用
ABMを始める場合の第一歩はターゲットアカウントのリスト作成なのですが、何気にここで躓いてしまう方も多いように思います。
- よくある例1:最初からモリモリ追加→多くなりすぎてどこに集中したらよいのか分からなくなる
- よくある例2:どこを入れたらいいか迷いすぎて追加されない→結局使わずに終わる
ABMはターゲットを設定しそこに集中して活動をしていく事が大事なので、個人的には少しずつ追加していく使い方がおススメです。そして購入者の興味関心を起点にすると良い塩梅に追加していけるのではないかと考えています。
購入者の興味関心→ABM
購入者の興味関心ではHubSpotのトラッキングコードが埋まっている自社Webサイトの訪問者のうち、特定できた会社の一覧が表示されます。そして右側の「+」ボタンをクリックするとアクションが表示されます。
注意:「+」アクションを使うには「Breeze Intelligence」の有償版が必要です。
このアクション内の「ワークフローに登録」から任意のワークフローに登録する事が出来ます。
ABMに利用するワークフローの場合は下記のような感じで作っておくと良いと思います。
- トリガー:なし(マニュアルで登録するので不要)
- アクション1:会社アカウント内のプロパティ「ターゲットアカウント」をTrue
- アクション2:会社アカウント内のプロパティ「最適顧客プロファイルのディア」を任意に設定
- アクション3:レコード担当者を設定
- アクション4:新担当に通知 or タスクを作成
他にもリストに追加するなど、色々な使い道が考えられそうですね。これらを組み合わせると次の様な運用となります。
利用想定イメージ
- 定期的に「購入者の興味関心」をチェック
- 自社のターゲットになりそうな会社を発見する(どのページを見てるか等も合わせてチェック)
- ターゲットアカウントを設定するワークフローを実行する(会社が無かったら先に追加)
- ターゲットアカウントに設定され、担当営業がアサインされる
- 頑張って営業活動を行う
いかがでしょうか?とてもスムーズな活用の流れにつなげられると思いませんか?
まとめ
今回はABMと組み合わせた活用のイメージでお話をしましたが、購入者の興味関心画面からワークフローへマニュアル追加のコンボは色々な利用用途が考えられると思います。
- 過去に失注した会社のアクセスからリサイクル提案につなげる
- 資料ダウンロードしかしていない会社のアクセスからインサイドセールスの提案につなげる などなど
ぜひ皆さんも上手く活用できそうな方法を考えてみてください!
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