本当はおススメの管理方法から記載しようと思ったのですが前段での説明内容が長くなってしまいましたので今回はマーケティングコンタクトの仕様までをご紹介します。意外とお客様からよく質問を頂くトピックです。費用にも直結するのでしっかりとポイントを押さえておきましょう。
Marketing Hubを利用している場合に課金対象となるコンタクト(相手先)のデータのことです。Marketing Hubではマーケティング対象のコンタクトのみが従量課金の対象となります。マーケティングコンタクトでできることは、主に以下の2点です。
マーケティングメールの送信の方が利用されているため、メール送付先=マーケティングコンタクトと考える方も多いかもしれません。広告のターゲティングについて知りたい方は別の記事で紹介していますので良ければこちらもご覧ください。(参考記事:HubSpotと広告を連携するメリット>配信先(誰に広告を見てもらうか)を指定できる)
マーケティングコンタクトは後から変更する事も可能です。ここからは変更に関する仕様を説明していきます。
プロパティ | マーケティング コンタクト ステータス | 次回の変更反映までのマーケティングコンタクト |
変更前 | マーケティングコンタクト | - |
変更直後 | マーケティングコンタクト | はい |
翌月1日以降 | マーケティング対象外のコンタクト | - |
毎月1日に対象外への変更が反映されるため、多くのお客様のマーケティングコンタクト数は月初から月末にかけてコンタクト数が増加し、月が変わるタイミングで減少します。
例えば上図のように、3月の途中でコンタクトが上限を超過すると、翌月4月1日の反映で上限内に収まる場合であっても、超過した段階で即時アップグレードが適用されます。また、一度アップグレードが適用されてしまうと、次の契約更新タイミングまで変更することはできません。以上の事から予期せぬ費用増加を避けるためにはマーケティングコンタクトの管理が重要です。
こちらについてはナレッジベースでとても丁寧に説明されているので下記のページをご参照ください。
HubSpot内にはドンドン新しいコンタクトが作成されていきます。競合先や自社への売り込み営業であったり長期間にわたり一切反応が無い見込客はマーケティング対象から外していく事で費用を最小限に抑える事が可能です。下図は基本的なコンタクトを管理していく運用フローです。
通常、フォームを通過した人にはサンキューメールなどを送付すると思いますのでマーケティングコンタクトにするのをおススメしています。それ以外からの登録の場合は関係性やメール配信の許諾が取れているか等でご判断頂くのが良いと思います。
そしてMarketing Hub Professional以上をご利用の場合はワークフローが使えますので、対象外に変えたい条件に合わせて自動的に対象外に変えていく運用がおススメです。どの程度対象外に変えるかは各会社様ごとに変わってくるかと思います。リード獲得の難易度や予算感などに合わせて調整してください。
マーケティングコンタクトのイメージがクリアになりましたでしょうか?次回はおすすめの管理運用方法をご紹介したいと思います。