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HubSpotと広告を連携するメリット
HubSpotと広告を連携していますか?
先日のINBOUND24(YOUTUBEリンク)の中でもEVP of ProductのAndyが改めて広告連携の重要性を発表していました。
しかしながらまだまだ連携して活用しきれている方は少ないのではないでしょうか。
元自社広告運用者として、HubSpotと広告(Google、Meta)を連携するとこんなことができる!ということお伝えしていきたいと思います。
(広告について独学な部分が多いので、言葉の使い方が業界用語と合わないことがあるかと思います、ご了承ください)
※ちなみに筆者は主にGoogle広告を運用していたので、Google広告寄りの記事となります。また、運用当時自分で入札単価を調整するのではなく、Google様の学習精度を信じきっていたので、そういう書きっぷりの記事となります。
前提として連携は簡単!
HubSpotと連携できるのは、Google広告、Meta広告(Facebook、Instagram)、Linkedin広告です。
連携自体はとっても簡単なので方法は以下の記事をご覧ください。
あるあるなのが、例えば、HubSpotに接続できるのは、個々のGoogle広告アカウントのみなので、Google広告の運用を代理店にお任せしている場合、接続できないことがあります。
Google 広告アカウントをHubSpotに接続する
Facebook広告アカウントをHubSpotに接続する
LinkedIn広告アカウントをHubSpotに接続する
余談:キャンペーンの作成は広告管理画面からのほうがいい
HubSpotで広告キャンペーンを作成することもできますが、基本的には正直この機能はあまりお勧めしないです。
これからの機能開発に期待したいところではございますが、現時点では、HubSpotではなくGoogleなどの広告管理画面からキャンペーンを作成した方がカスタマイズ性が高いです。
(そしてこの地道なカスタマイズが広告運良者の腕の見せ所・・・なハズ。)
本題!広告連携するメリット
大きく2つあると考えています。
もちろん大きな目的としては広告の費用対効果を最大化することですが、そのアプローチ方法が二つあります。
配信先(誰に広告を見てもらうか)を指定できる
これを実現するのは、機能としては「オーディエンス」です。
ナレッジベースはこちら:HubSpotで広告オーディエンスを作成する
HubSpotでのリスト機能でリストを作成し、そのリストの情報を広告に連携することができるのです。
例えば、「ウェビナーに参加したことがあるリスト」、「一度営業と話したものの、商談や受注に至らなかった」などのリストを作成し、広告にオーディエンスとして登録できます。
そして、これらのオーディエンスを使って、入札単価調整をすることができます。
全く誰かわからない人より、上記のような人が再訪してくれる方が確度は高くなりそうですよね?
オーディエンスはターゲティングだけではなくモニタリングもできるので、広告側では知り得ないCRMならではの情報をデータとして食わせてあげることで、学習精度を上げることができるでしょう。
HubSpotのオーディエンス機能を使って連携すれば、広告管理画面のオーディエンスリストに出てくる仕組みです。
管理画面側でそのリストをモニタリングに登録してあげてください。
(なので、配信先としての登録だけではなく除外設定にも利用できるはずです。)
注意点としては、リストのサイズが小さすぎると機能しません。詳しくは前述のナレッジベースをご確認ください。
コンバージョンを最適化できる
↑すごくふわっとした言葉ですが、いわゆるオフラインコンバージョンの機能です。
機能としてはイベントの機能です。
ナレッジベースはこちら:広告のコンバージョンイベントを作成しGoogle 広告アカウントと同期する
通常の広告コンバージョンは「資料請求があった」とか「問い合わせがあった」とか、WEB上で計測できる指標なのではないでしょうか。
しかしながら、例えば、資料請求に効果的なキーワードと成約に繋がりやすいキーワードが違うなんてことはあり得そうですよね?
HubSpotのイベント機能を使えば、「商談になった」とか「成約になった」とかをコンバージョンにできます。
流れとしては、広告に触れて、資料請求して(フォーム送信)、HubSpotにコンタクトが作成されたとします。
このコンタクトに営業が架電して商談して見事成約になりました!
このように成約になったことをHubSpotが広告側に教えてあげる機能だと思っていただければいいかと思います。
広告側では、「あ!あの時のあのキーワードに触れたあの人、成約になったんだね!じゃあ、似てる状況の人にもっと広告出すようにするわ!」みたいな学習が走るものと想像します。
具体定には、コンタクトのライフサイクルステージプロパティに変更があったことを広告側に返す機能です。
広告管理画面のコンバージョンリストに追加されるので、これを利用して広告を配信してあげると良いと思います。
注意点としては、コンバージョンの数が少ないと広告側の学習ができなかったり、時間がかかったりするかと思います。
まとめ
私は広告配信時代、GAとCRMのデータをBigQueryでこねくり回して、オフラインコンバージョンデータを作成し、スプレッドシートに自動掃き出しをして、さらにスプレッドシートと広告を自動連携するというとてもめんどくさい作業をしていました。
Google広告の学習はとっても素晴らしいので(5000円で1CVとってきて😊!!!!と伝えたらそうしてくれる)、ぜひ活用検討いただけると嬉しいです。
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