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ワークフローをループさせる方法
HubSpotのワークフローで同じ処理を繰り返して実行したいという時はありませんか?ちょっとしたコツを抑える事でループさせることが可能です。先日公開した「今日と特定の日の差を計算する方法」という記事でも紹介しましたがTicktock Todayが終了となります。特定の日との差を計算するだけであれば標準機能でカバーされましたが、Ticktock Todayが無くなって困る方はこの方法を用いる事でタイムスタンプをつき続ける事も可能です。
前提:ワークフローはループ出来ない
ワークフローには「ワークフローへ」というアクションがあるので、AからB、BからAを呼び出せば簡単にループ出来そうと思う方も多いと思うのですが、実はループさせると下記の様なエラーが表示され、ループさせることが出来ません。
今回紹介する方法はこのエラーを回避しつつ、ループをさせる方法です。
解決策は間にプロパティを挟む
イメージは下図の通りです。
必要なものはワークフロー2つとカスタムプロパティ1つです。
- WF1:繰り返し実行したいアクションが設定されたワークフロー
- WF2:繰り返し実行する間隔に合わせた遅延とスイッチを切り替える
- カスタムプロパティ:ONとOFF(値は何でもOKです)
利用例:毎日タイムスタンプをつく(Ticktock Todayの代替)
- WF1:繰り返したい物
- トリガー:スイッチがONになったら
- アクション1:任意のプロパティにタイムスタンプをつく
- アクション2:スイッチ用のプロパティの値をOFFに変える
- WF2:スイッチを変える
- トリガー:スイッチがOFFになったら
- アクション1:1日遅延させる
- アクション2:スイッチ用のプロパティの値をONに変える
※もし全てのレコードを対象にしたい場合はいずれかのWFのアクションに「値が無い」も加えておけばOKです
まとめ
ワークフローを2つ作る必要があるなど、少し手間がかかりますがこれでループ処理を実行可能です。
ちなみに上記の内容はOperations Hub Professionalをお持ちの方は定時処理で組んで頂けばもっとシンプルに実行する事が可能です。更に毎月何日に実行するといった自由度の高い設定も可能になりますので良ければそちらもご検討下さい。
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