HubSpotの計算プロパティでは「次の間の時間」タイプを選択すると二つ指定した日付プロパティの間の期間を計測する事が可能です。例えば取引の作成日と受注日を計測することで取引期間を算出するといったようなイメージです。この機能を知り色々と試してみると多くの人が当たる壁が「今日の日付使えないの？」です。

例えば取引作成から何日経過したか、受注してから何日経過したか、今このコンタクトは何歳か（誕生日から何日経過したか）などなど、、、今日使いたい！って思いますよね？

少し昔のアプローチではカスタムプロパティ2つとワークフロー2つを用いて毎日タイムスタンプを押すという荒業で解決していたのですが、アプリマーケットプレイスで公開されている「Tick Tock Today」を使うと簡単に今日の日付が取得できます。今回はこのアプリのご紹介です。

インストール

アプリマーケットプレイスの下記のページからインストールをしてください。

ページ右上の「アプリをインストール」から標準のインストールを行ってください。インストールが完了すると下記の様な画面が表示されます。

設定

左サイドバーのTickTock Today＞My Objectsを開きます

開かれたページでどのオブジェクトに対して今日の日付を取得したいか選択が可能です。無料版では1オブジェクトまで選択が可能です。（有償版の費用は記事を記載している2024年1月現在では月額$9/オブジェクトのようです。）

右上のSaveボタンをクリックするとその上にObject Savedと表示が出ました。これで設定は完了です。

取得結果

上記の例ではコンタクトに設定をしたのでHubSpotのコンタクトを見てみると下記の様にプロパティが作成されていました。

設定直後は上記のように値が入っていないですが、少し待って居て頂くと下記の様に値が入ってきます。（私は設定を1/2にしましたが1/5から取得が出来るようになりました。もしかすると開発元のhapily社側で作業が必要なのかもしれません。少し気長にお待ちいただくと良いかもしれません）

いかがでしたでしょうか？簡単に設定が出来たと思います。これで計算プロパティ活用の幅が広がりますね。今日はこの辺で。