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URLのパラメータをHubSpotフォームに渡す
URLパラメータをHubSpotのフォームに渡せる事はご存知の方も多いと思いますが、UTMパラメータだけでなく自由なパラメータを設定できるとご存知でしたか?今回はそんな小ネタを実際のサンプルを例にご紹介していきます。
参考記事のご紹介
まずはHubSpotフォームにパラメータを渡すを紹介している一番有名なコミュニティ記事のご紹介です。UTMパラメータの受け渡しを設定された方はこのページをご確認されたことがあるのではないかと思います。
参考:【HubSpot Tips】UTMパラメータをHubSpotのフォームに渡す
まだ読んだ事がない方で設定に迷う場合は上記の記事も参考にしてください。
いきなり結論:パラメータはUTMパラメータじゃなくてもOK
参照記事では言及していませんがパラメータは何でもOKです。パラメータの書き方は下記の通りです。
- HubSpotフォームのURLの末尾に、「?」を置く
- その後に「プロパティの内部名=値」というルールで記載していく
- 選択式の場合、値も内部名で記述する
- 複数パラメータを渡したい時は「&」でつなぐ
- フィールドは非表示フィールドでOK
この記事で伝えたい事はこれで大体終わりとなりますが、折角なので具体例を付けて説明していきます。
デモサンプル付の具体例
実際にサンプルとなるHubSpotフォームに値を受け渡す例をご紹介していきます。
※パラメータ部分はただのテキストなので試しに書き換えて遊んでみてください。
サンプルフォームのURL:https://lp.inbound-lab.blog/parameter_test
単行テキストの値を受け渡す
- フィールドタイプ:単行テキスト
- プロパティラベル名:テストパラメータ_単行テキスト
- プロパティ内部名:test_parameter_txt
- サンプルURL:https://lp.inbound-lab.blog/parameter_test?test_parameter_txt=aaa
- 補足説明
- 「テストパラメータ_単行テキスト」フィールドに「aaa」と入力してます
- 「aaa」のところを打ち換えると好きな値になります
ドロップダウンの値を受け渡す
- フィールドタイプ:ドロップダウン選択(単一選択)
- プロパティラベル名:テストパラメータ_ドロップダウン
- プロパティ内部名:test_parameter_dropdown
- ドロップダウンオプション(値)
- ラベル名:リンゴ - 内部名:apple
- ラベル名:オレンジ - 内部名:orange
- ラベル名:イチゴ - 内部名:strawberry
- サンプルURL:https://lp.inbound-lab.blog/parameter_test?test_parameter_dropdown=orange
- 補足説明:
- 「テストパラメータ_ドロップダウン」フィールドから「オレンジ」を選択
- 今回は分かりやすいようにラベル名と内部名を変えていますが一致させておけば悩まないですね
ドロップダウンの値を受け渡す
- フィールドタイプ:複数のチェックボックス(複数選択)
- プロパティラベル名:テストパラメータ_複数のチェックボックス
- プロパティ内部名:test_parameter_multicheck
- チェックボックスオプション(値)
- ラベル名:牛肉 - 内部名:beef
- ラベル名:豚肉 - 内部名:pork
- ラベル名:鶏肉 - 内部名:chicken
- サンプルURL:https://lp.inbound-lab.blog/parameter_test?test_parameter_multicheck=beef;pork
- 補足説明:
- 「テストパラメータ_複数のチェックボックス」フィールドから「牛肉」と「豚肉」を選択
- 複数選択時は「beef;pork」というように「 ; 」で区切ります
1つのチェックボックスの値を受け渡す
- フィールドタイプ: 1つのチェックボックス
- プロパティラベル名:テストパラメータ_チェックボックス
- プロパティ内部名:test_parameter_check
- 値
- チェックを入れる:true
- チェックを入れない:false
- サンプルURL:https://lp.inbound-lab.blog/parameter_test?test_parameter_check=true
- 補足説明:
- 「テストパラメータ_チェックボックス」フィールドにチェックを入れる
- そもそも指定しなければチェックを入れない状態になります
複数のプロパティに値を受け渡す
- 単行テキストとドロップダウンに値を受け渡してみます
- サンプルURL:https://lp.inbound-lab.blog/parameter_test?test_parameter_txt=aaa&test_parameter_dropdown=apple
実運用時の注意点
- パラメータは訪問者が書き換える事が出来るので絶対ではないです
(訪問者が自分でパラメータを消すと値が渡りません) - サンプルは皆さんに見えるように表示していますが、多くの場合は非表示フィールドにして使います
- URLを短くしたければプロパティの内部名を短くしておきましょう(例:partner → pt)
まとめ
この記事を書こうと思ったきっかけは、あるお客さまより頂いた「パートナー名はUTMでいうとどのパラメータに入れるのが良いでしょうか?」という質問でした。無理にUTMに納めなくても出来ますよーとご紹介しながら意外とココ盲点かもと思ってから記事を書くまでに大分時間が経ってしまいましたが、少しでもお役に立てば幸いです。
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