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LITTLE HELP CONNECTでオフライン情報を取得する
展示会などのオフラインイベントで取得した情報をHubSpotに連携したいというご相談を頂きます。オフラインで取得したデータをHubSpotに取り込む際には、これまでは都度Eメールを取得する必要があり、多くの方が苦労されていたと思います。今回はLINE連携でよく利用されているLITTLE HELP CONNECTにあるカスタムQRコード機能で簡単にオフライン情報を取得する方法をご紹介したいと思います。
LITTLE HELP CONNECTとは
LINEとHubSpotをシームレスに連携できる連携サービスです。特にBtoC系のサービスを行っている場合、LINEを使いたいとお考えの方が多いのではないでしょうか。LINE経由の情報をHubSpotで管理したり、マーケティングEメールの様に自動化をする事も可能です。サービス全般に関する詳細はオフィシャルページをご覧ください。
参考:LITTLE HELP CONNECT|LINEとHubSpotを連携できるAI搭載のCX(顧客体験)ツール
ここから本題:カスタムQRコード
自社で運用するLINEアカウントを友だち追加できるようQRコードを作成する機能が用意されているのですが、友だち追加と同時に下記の様なアクションを実行する事が出来るようになっています。
- プロパティ「LINE Traffic Source」を更新する(新規作成時のみ)
- プロパティ「オリジナルソース」を更新する (新規作成時のみ)
- 任意のプロパティを更新する
- 任意のワークフローに登録する
- LINE友だちのメールアドレスを取得する
- 自動応答メッセージを送信する
この任意のプロパティを更新、ワークフローに登録の機能が今回紹介したいメイントピックとなります。実際の設定画面は下記の様なイメージです。
単一プロパティの値を固定で更新する場合は上記の画面から、複数プロパティの値を更新したい場合や、任意のプロパティにタイムスタンプをつきたい場合等はワークフローを使います。カスタムQRコードの詳細についてはコチラをご覧ください。
運用イメージ:イベント会場
イベントの入場口、各ブースを回る際、スタンプラリー方式でQRコードをスキャンしてもらいます。
入場口
- ワークフローで最近参加したイベント名を記入&入場時間にタイムスタンプ
- LINEメッセージで来場のお礼とフロアマップのリンクを送付
ブース1
- ブース1訪問にチェック
ブース2
- ブース2訪問にチェック
- LINEメッセージでアンケートURLを送付
退場口
- セミナー退出フラグをYESにする
- LINEメッセージで来場のお礼と次回イベント情報のシェア
運用イメージ:店舗
来店時にQRコードをスキャンしてもらいます。- 来店日にタイムスタンプを押す&来店回数を+1
- 通常は50円ディスカウントメッセージを送付
- 10回を超えるとライフサイクルステージをロイヤルカスタマーに変更し、それ以降は100円ディスカウントメッセージを送付
注意点
お客さんはLINEが必須&公式LINEアカウントと友達になる必要がある
当然ですが、LINEを持っていないと利用する事は出来ないです。
HubSpotにはLINEと連携されたメールアドレスで入ってくる
日本でのLINE普及率は高いためB2Bでも利用できなくはないのですが、LINEと連携されたメールアドレスは個人アドレスの事が多いです。あとからマージする事も出来なくはないのですが、運用に少し注意が必要です。
基本コンタクトオブジェクト内にデータを貯める運用になる
ワークフローで連携オブジェクトにも入れられるのですが、、、ここについては語りだすと長くなるので別の記事で改めて説明させてください。
まとめ
上記の通り、B2C系のビジネス、且つオフラインでの接点があるサービスの場合はとてもスマートな運用ではないでしょうか?今回はLITTLE HELP CONNECTで出来る事にフォーカスした記事となりましたが、取得した情報をどう管理するべきかという点についても語りたい事があるのでその点については次回別の記事でご紹介させて頂きます。お楽しみに!
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