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HubSpotで使える計算プロパティの種類
HubSpot上利用が出来るプロパティには「計算」というフィールドタイプがあります。他のフィールドタイプとは異なり、値を直接入れるのではなく、他のプロパティ値から自動的に計算をしたものを表してくれるプロパティです。色々な種類があるように見えますが大きく分類をすると3種類に分かれます。今回はそれぞれどんなことが出来るのかご紹介していきます。
王道の「カスタム式」
計算プロパティと言われてパッと思いつくのがまさにこれだと思います。固定の数値も扱う事が出来ますが、数値形式のプロパティの値を使って計算が出来ます。「カスタム式」には出力タイプとして下記の4種類が用意されています。
- 数値:売上-仕入=粗利
- ブール:役職のプロパティの値が設定されているか?→True / False
- 文字列:100万以上の場合は「大型案件」と記載する
- 日付:クローズ日+XX日後の日付を計算する
カスタム式では関数を使う事も出来たりと、色々な使い道もあるので、また個別にご紹介していきたいと思います。
【参考記事】
- 文字列を使う例:「計算プロパティで自動関連付けは更に進化する!」
関連先の情報を表す5種目「最小、最大、カウント、合計、平均」
例えばコンタクトと取引が関連付けられている場合、紐づく取引の情報をコンタクトに表示するという使い方が出来ます。下記の例の場合、各計算プロパティータイプの結果は下記の通りです。
- 最小:100
- 最大:500
- カウント:5(合計5つの取引が紐づいている)
- 合計:1500
- 平均:300
上記は全てを表示していますがラベルやフィルター条件で絞る事も可能です。但し、複雑な条件でフィルターをかけたい場合は関連付け先のオブジェクト側で計算しておくなどの準備が必要な場合もあります。
ちょっと特殊な「次の間の期間」
開始日と終了日を指定し、その間の期間を計測する事ができます。
よく使う使い道は下記の様な物が上げられます
- コンタクトを獲得してから顧客になるまでにかかった期間
- 取引を作成してから受注までにかかった期間
- チケットを作成してから解決までにかかった期間
更に、上記に加え「FAQ:計算プロパティで今日までの期間を計測したい」で紹介しているTick Tock Todayを使い今日までの期間を計測する使い方も鉄板だと思います。
まとめ
今回はサラッと全体をまとめた記事になりますが、単体で結果を表示するだけではなく、自動化の処理やレポートと絡めて使うなど、応用がとても効くのが計算プロパティの特徴です。今後も具体的な例を交えて紹介をしてきたいと思います。
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